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小林よしのり
2024.8.30 06:52日々の出来事

人は明るい人間の方に寄っていくが、寄って行きたくなる政治家っていますかね?

人は明るい人間のほうに寄って来る。
それはどうしようもない人の性(サガ)だ。

いつも暗い顔をして、悲観的な想念に囚われていて、
小言ばっかり言ってる者の傍には近寄りたくないし、
いつも笑顔で、楽観的な人間の顔を見ると、こっちの
気持ちが晴れる。

老人と話すと過去の同じ事ばかり話すから気が滅入るが、
元気な子供はアホな言動を見てるだけで楽しい。

人に明るい話題を提供できる者でいたいし、人に希望を
感じさせる存在でいたい。

だが世の中ろくなことばかりしか起こらないし、特に
政治家を見たら、一般国民より感性が鈍くて、論理的
にも馬鹿ばっかりで、希望が見えなくなる。

政治なんか放っておいて、自分が楽しい事だけして
おけばいいんじゃないかと思うのだが、政治家に任せて
おいたら、憂鬱のタネが増えていくばっかりで、明るい
気持ちになれなくなる。

みんなはよくあんな希望が見えなくなる政治家に媚びを
売ってるなと、つくづく思うよ。これも愚痴か。
人の心を暗くするだけの愚痴はいけないな。

これも民主主義の話ですよ。
9月14日の「オドレら正気か?」は明るい議論をしま
しょうね。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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